年始から風邪を引いたらしく1月4日に近所の病院に行く。風邪との診断だったが、心音に雑音があるというので1月18日(11日はその時の診察医が成人の日のため休み)に心臓のエコーを撮るので再来院してくれと言われる。
その後熱は引くが、息苦しさと咳が一向に止まらず普通に生活してても呼吸が苦しい状態になる。
おかしいなと思い、12日もう一度病院に行ってみる。胸のレントゲンを取ったが、その時の診察医は心臓が肥大しているということを指摘して診察を終えた。肺に溜まっている水は見られないという。
また熱がぶり返し、16日17日は休みをもらって寝てる。
ようやく18日、朝から東京でも強い降雪。呼吸が苦しいがなんとか歩いて病院へ。エコー検査を受ける。
そうしたら医師の診断は
「僧帽弁閉鎖不全症による心不全。」
心臓内の僧帽弁という弁が何らかの原因で働きが弱くなり、心臓内の血液が逆流するという現象で全身に行き渡らず、心不全の症状を起こしたということだ。
急遽緊急入院になり、車いすに乗せられピューッと病棟の方に運ばれる。腕に管をつけられいろいろ点滴される。
CTを撮ると肺に水が溜まっているらしい。レントゲンで水が溜まってないって言った医者にちょっと殺意。
より精密なエコーを撮るため胃カメラと同じ管を飲んで、食道から超音波を飛ばすという検査をやる。
ローションみたいな麻酔を口から入れられ、喉に貯めるようにと指示される。
胃カメラは未体験だったが、不安を感ずる暇もなく器具を押し込まれる。「太いうどんを飲み込む感じです」と言われるが、管は十分ゴリゴリと食道を刺激し、否応なくの挿入なので地獄の心地だった。
そんなこんなで投与された利尿剤のおかげで小便が大量に出ることにより肺の水が抜けてきて、だいぶ息苦しさは解消される。
1月22日は心臓カテーテル検査をする。左手動脈から細い管を挿入し、先っぽを心臓まで持ってきて造影剤を注入。その際の造影剤の動きで心臓の挙動をみる。
結果的にはエコーの時の結果から大きく動くことなく、僧帽弁が動いていないってことがはっきりし、血液の逆流量もまあまあ多いなということらしい。
とりあえず1月23日に退院したのだが、心不全の症状が落ち着いたというだけで根本的な解決はなされてなく、後日再入院して心臓の手術をうけることになる。
0 件のコメント:
コメントを投稿